各種保険に関して
当クリニックでは各種保険を取り扱っております(PPO、一部HMO、メディケア、交通事故など)。健康保険のカバーや自己負担額などは、プランによって様々です。詳しくは当クリニックまでお問い合わせください。
こちらのスタッフが代行で保険内容を調べさせて頂きます。ただし、保険の場合100%カバーする保障はありませんのでご了承ください。
各種保険会社には患者様の治療内容によりコードを付けて各保険会社に請求します。当クリニックが患者様の保険会社とのプロバイダー契約をしておりますと保険会社がカバーする治療内容・金額を決定し、その結果、その請求に対して保険がいくら、患者様の自己負担額がいくらというようにでてきますので、保険会社から直接患者様のところへ送られてくるEOB(Explanation of Benefit)を必ずご参照ください。なお、患者様のカバー率に付いては各プランによって様々なので、ご自分の保険のベネフィットを前もってご確認ください。
患者様の主な自己負担分は以下のものです。
Deductible
Deductibleとは、保険がカバーするまでの自己負担分です。医療費がDeductibleの額に達するまでは、医療費は全て自己負担となります。通常、その年度の1月1日から12月31日までの間で毎年Deductibleは発生します。内科医、外科医、カイロプラクティック医などの治療を受けた医療機関全て(歯科医等は除く)で払った金額が合算されます。
Coinsurance
患者様が支払わなければならない金額は、DeductibleのほかにCo-PayとCoinsuranceがあります。保険がカバーした時の医療費に発生する自己負担分です。Coinsuranceの額は保険のカバー率(%)によって変わってきます。
例:カバー率が90%の医療保険の場合、残りの10%は自己負担となります。治療費が100ドルかかった場合、90ドルまでが保険でカバーされ、残りの10ドルがCoinsuranceの名目で自己負担として計算されます。
Co-Pay
患者様が支払わなければならない金額は、DeductibleのほかにCo-PayとCoinsuranceがあります。Co-Payは、日本の保険のように患者様が医療機関を訪れる度に支払う一定金額です。保険のポリシーにより金額は違います。Co-Payは大体10 – 60ドルです。
当クリニックは、米国の医療保険の多くのネットワークプロバイダー登録をしており、極力患者様の自己負担を減らすよう努力しておりますが、上記分に関しては保険会社の規約上患者様への請求が義務付けられていますのでご了承ください。
当クリニックでは保険のお持ちでない方、又はカイロプラクティックのカバーがない方の為にTime of Service ディスカウントをご用意しております。このディスカウントを使われる場合、当クリニックから保険請求を行なわないのでそれにかかる手続きや時間を省略できる為に提供できるディスカウントです。
その際の初診料は$150、二回目以降の治療費は$85(カイロプラクティック治療と鍼灸治療込み)となります。詳しくは当クリニックにお問い合わせください。
海外旅行者保険は現在カイロプラクティック治療はカバーいたしません。
ただし、一部クレジットカードに付帯している海外旅行者保険が適用できる場合がありますのでクリニックまでお問い合わせください。
国民健康保険によりある一定の治療費がもどってくる可能性があります。その際には治療費を自己負担していただき、こちらで書類を作成いたしますのでそれを日本にて提出していただく形になります。詳しくは当クリニックまでお問い合わせください。
アメリカでは、車の追突事故に遭ってムチウチ症などの首や背中の痛みがあった場合はカイロプラクティックの治療を受けるのが一般的です。カイロプラクターは背骨、筋肉や靭帯などの軟部組織の障害を専門的に扱います。背骨、軟部組織の損傷であるムチウチ症などは一番適していると言えます。
まずは当クリニックまでお問い合わせください。
交通事故の怪我による症状は、後から出てくることが多いのですが、事故後2週間以上何の治療もしていないと、後々痛くなってきても保険でカバーされないことがありますので、早めに専門家に診てもらうことが大切です。
事故が起きたとき
1. ケガ人がいる時は911で救急車を呼ぶ。
2. 警察を呼ぶ。 負傷者がいない場合には通報しても来ない場合があります。また、事故の目撃者の方がいる場合は連絡先を教えてもらう。
3. お互いの情報交換をする。ケガや車の損害が見つからなくてもする。
– 運転者免許証
– 車のナンバープレート
– 電話番号と住所
– 保険会社とポリシーナンバー
– 搭乗者名
– 車種(メーカー、モデル名、年式)
– 車の所有者名と住所と電話番号(電話番号は、その場で携帯電話で電話して確認することもできる。)
4. カメラがあれば相手の車のダメージを取っておく。
5. 目撃者がいれば、名前と連絡先を聞いておく。
6. 自分の保険会社に事故の報告をする。相手のインフォメーションを渡す。
7. むち打ちの症状などがある時は、カイロプラクティックの検査をうける。必要なら治療を受ける。
8. 車を修理に出す。レンタカーを借りる。
車の保険について
事故にあった時、あなたの保険を使う? 相手の保険を使う?
いろいろなケースがありますが、あなたが保険をお持ちなら、あなたの保険会社の担当者に任せるか相談するのが一番です。アメリカの保険会社の査定機関が証言と交通ルールに基づき過失割合を決めます。双方の”保険担当者”が協議の上で裁決します。保険購入者であるあなたは正確に事故状況を伝えることが大切です。裁決は100対0、70対30、51対49、50対50などと過失割合は多種あり、その結論に時間もかかります。3台以上の事故は、裁決に6ヶ月以上かかることも多いです。
事故に会うと保険料金はあがる?
いいえ。相手の過失の時は上がりません。または双方に50%50%の責任があると判断された時も上がりません。しかし。あなたの事故責任が51%以上の時と加害者である時、あなたの保険料金は上がります。
自分の保険を使うと保険料金が上がるので、相手の保険を使った方がいい?
基本的には自分の自動車保険があなたの”第一保険”になります。あなたの保険があなたの治療費とあなたの車の修理代等を払います。あなたの過失または責任でない場合は、あなたがあなたの保険を使ってもあなたの保険料は上がりません。反対にあなたの過失の場合、あなたが保険を使わなくてもあなたの保険料金は上がります。
*相手に過失があるかどうかは、保険会社同士の裁決で決まります。また、どちらの過失であっても、あなたの病院等の治療費の支払い義務はあなた自身にあります。
相手の過失の時、相手の保険を使いますか?
1.あなたが対人対物補償(義務保険)のみを購入していた時、あなたの保険はあなたの治療費等をカバーしません。相手の保険に治療費と車の修理代をあなたが請求します。自分の健康保険を使うこともできます。
2.あなたがフルカバー保険に入っている時は、あなたの保険があなた車の修理代も病院代と治療費をカバーします。あなたの保険が全て立て替えて、相手に請求します。相手の過失の時は、あなたが自分の保険を使ってもあなたの保険料はあがらず、また相手への請求はあなたに代わってあなたの保険会社がしてくれます。また相手が無保険の時も同様です。
私の自動車保険は、私の治療費を100%カバーしてくれますか?
どちらかの責任にかかわらず、保険のカバーによります。カバー(補償)する金額が低い時、重症を負った時は100%保険がカバーするとは限りません。自分の保険のMedical(搭乗者保険)カバーが1000ドルしかない場合は1000ドルまでです。救急車や救急病院を利用した時は1000ドルではカバーできません。無保険車も多いので、万が一を考えて自分のMedical のカバーは10,000ドル以上のものを選ぶことをお薦めします。
車の保険の種類
1.Liability (対人対物・義務付け保険)
自分の過失事故の時、相手の車の修理代と相手の治療費を払います。
2.Medical (搭乗者保険)
どちらの過失であるかに関係なく、自分の病院代と治療費をカバーします。あなたに代わって相手に病院代と治療費を請求してくれます。搭乗者も同様です。
3.Un-insured Motorist (無保険者保険)
相手の過失で相手が無保険の時、あなたの車の修理代とあなたの医療費をカバーします。その費用はあなたの保険会社が相手に請求してくれます。あなたが事故で”重症”を負った時にも、あなたの病院代と医療費をカバーします。
4.Comprehensive / Collision (盗難・車両・自損事故保険)
事故・盗難・火災・いたずら等により車両に損害を生じた場合と、相手のいない自損事故の費用をカバーします。
5.Full-Cover / Complete (フルカバー)
上記の4つのポリシーを含んだ保険です。車をリースや月賦で購入された場合は義務付けられています。
ここに書かれた内容は、各保険会社のポリシーにより差異があります。
詳細はご自分の保険のポリシーを精読されてください。
*保険内容が確かでない場合、初回の治療費を自己負担いただき、保険の適応に応じて差額を調整させていただく事がありますので、ご了承下さい。
*カイロプラクティック・鍼灸の保険適用に関しては患者様の保険プランと各保険会社によって異なりますので予めご了承ください。