東洋医学は、身体をひとつの小宇宙としてとらえ、そのバランスが崩れたときに「病」が発症すると考える医学です。鍼灸はその東洋医学の治療法の一つで、身体の変化を手で触れながら観察して状態を把握し、非常に細い金属の「鍼(はり)」や、もぐさを使った「灸(きゅう)」を使って経穴(つぼ)を刺激することによって経絡として知られる道を通る気の流れの異常を正すことで身体のバランス(気の流れ)を整えて機能回復をはかり、様々な疾患・病気の予防・治療を行う治療法です。
根底にある東洋医学の考え方に基づき、身体のバランスを整え、本来持っている治癒力を引き出した治療を行うため、人の身体にやさしく、副作用の少ない治療法として、予防医学・アレルギー治療・美容・スポーツ分野など、様々な分野で注目されています。
カイロプラクティックと鍼灸治療に共通する点ですが、痛みや症状や病気に限らずまだ明確な病気となっていない、「未病(みびょう)」とよばれる状態から治療し、病気にならないように予防するのという考えもこの二つの治療の特徴です。
カイロプラクティックと東洋医学はその人の心・体質・環境や食生活など、全てをとらえ「全体を治す」ことを主体に考えています。「悪いところを切る」といった局所の症状に注目した西洋医学とは考え方が根本的に異なります。
鍼灸はスポーツによる疲労の回復、怪我の治療に有効的です!
スポーツにおいて、腕や脚の筋肉の疲労はつきものです。プロスポーツ選手など真剣にスポーツに取り組んでいる人ほど、常に筋肉の疲労による痛みと戦っています。その、筋肉の疲労状態を回復することができるのが鍼灸なのです。
副作用が少なく即効性のある鍼灸は、プロスポーツ選手にとってこれほど頼りになる治療はないと考えられています。
薬の処方や手術を行わず、人間が本来持っている自然治癒力を高め、からだが自分から治す手助けをするカイロプラクティック治療と鍼灸治療は、人にやさしい医療です。
また、鍼が苦手な方はご相談下さい。マイクロカレント(微弱電流)を使ってつぼを刺激いたします。