Good Day To You All!
ドクター堀井です。
もう秋ですねと言いたいところですがまだまだ暑い!日が続きますね。今回から隔週予定にて健康などに関する情報をシェアしていきたいと思います。
始めにお伝えさせて頂きますが、今後シェアさせていただくものはあくまでも自分が興味のあったもの、勉強したもの、リサーチしたものなどの個人的見解です。
それでは健康の六か条、第一弾は水です。
先生、またお水ですか?と聞こえてきそうですが。。。。
初めてエンウェルに来られた方はとにかくまずお水飲んでくださいね、と言われます(笑)。
それには大きな理由があります。私は人間の身体のヒーリングはまずここから始まるのではないかと考えています。もちろんその他の要因も多々ありますが、人間の身体は60-70%水でできています。自分の身体を半分以上構成するものが足りなかったり、汚かったり、エネルギー的に悪ければ自分の身体は喜ばないのではないでしょうか。また、過去の経験からも身体のどこかを痛めたり慢性的に問題があったりする場合は水をしっかりと補給していない方が断然に多かったのです。
それでは、お水を飲むとなぜいいのでしょうか?
1,飲まないと死に至る
言うまでもありませんが、水を飲まずに人間は長くとも数週間しか生きることができません。
2,筋肉痛や筋肉がつるのを減らす!
筋肉の活動には水が不可欠です。十分に水が筋肉に行きわたっていないと筋肉中に不要な毒素が溜まります。そして、筋肉が凝った状態や硬く張った状態になります。ボディービルダーの人たちが試合前に身体を脱水症状にさせ筋肉を見せる為にわざと張った状態にし、筋肉を見せます。あなたも知らない間にボディービルダーのように筋肉を張らせたり、凝った状態にしていませんか?
3、間接痛を減らす!
まれに患者様から聞きますが、「間接が磨り減って痛みが出ているんです」と。確かにそうかもしれませんがそうなるには理由があります。その1つが慢性的な自分でも気付いていない脱水症状です。じん帯を水を吸収したスポンジに例えると、30%はグルコサミングライカンなどやその他の成分がスポンジ部分になります。残りの70%は吸収された水です。この水がなければじん帯はショックを吸収する力が減り、間接の可動域も減り、また怪我などしやすくなります。カイロプラクティックではズレた脊柱、骨盤や間接を少しづつもどします。しかし、水が足りなければ間接はじん帯でできていますので間接の機能が回復しにくかったり、ズレやすくなってしまいます。また、背骨をつなぐ椎間板というじん帯は人間の骨組みの中で大変重要な役割をはたしています。水が足りないと椎間板にも大きな影響を及ぼし、椎間板ヘルニアなどに関係してきます。
4、代謝があがる!ということはダイエットにいい?!
代謝の要は血流です。川の流れは豊富な水の量と綺麗な水であればどんどん流れていきます。血流も一緒です。どぶ川のようにどろどろしている血はもちろん血流もよくありません。血流がよければ血が身体全身に行きわたり、代謝があがります。また、水以外の飲み物は基本的にはカフェインが入っていないとしても利尿作用があります。利尿作用が身体から必要以上の水を排出してしまいます。
5、便通が良くなる!
消化には一日5-7リットルの水が必要です。腸の動きと水が腸内の食べ物を動かし排泄します。
6、女性必見!肌がきれいになる!
肌も大事な臓器のひとつです。そして60%以上が水でできています。乾燥肌などの方は自分がしっかりと給水できているか考えてみてください。保湿クリームもいいですが外からではなく中からの改善を心がけましょう。
肌の調子が悪い方は試しに1-2週間十分な量の水を飲んでみてください。
7、デトックス効果!
体内には水溶性と脂溶性の毒があります。水を飲むことによって水溶性の毒を尿や汗によって体外に排出します。みなさんも筋肉痛になったことがあると思いますが、筋肉運動によって乳酸が筋肉中に溜まります。水はその乳酸を排出する手伝いをします。
8、心臓病を予防する?
American Journal of Epidemiology によると水を一日コップ5杯以上飲んだ人は2杯以下しか飲まなかった人より約41%心臓病で死にいたる確立が低いそうです。
9、 ガンを予防する
リサーチによるとしっかりと水分を補給しているひとは大腸ガンのリスクを45%、膀胱ガンのリスクを50%減らすそうです。
10、頭痛を減らす!
脱水症状によって頭痛になることは皆さんご存知だと思います。あなたは気付かないうちに隠れ脱水症状になっていませんか?
その他にもまだまだ水を飲む利点があります。まずは自分が毎日しっかりと水を飲むんでいるか確認してください。トイレが多少近くなっても身体から毒素を出していますので身体に良い事をしています!
その人の体重や生活によって一日の水の量は変わってきますが、大体1.5リットルから2リットルぐらいが目安になります。ただし、一度に多量の水を飲むのではなく一日かけて飲んでください。また、食事中はあまり水をがぶがぶ飲まないでください。せっかくの消化液が水で薄まってしまいます。
次回につづく。